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日本酒の会 sake nagoya 「定例会」の報告

日時:2015年1月16日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:「新酒しぼりたて」
参加者:52名

 

今回のお酒(順不同)
銘柄
/種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
把握する
取扱店舗
参加者のコメント
五橋
純米 あらばしり
山口県産米 ・ 60%
酒井酒造
(山口県)
3,456
(1.8L)
調査中
薄い黄金色の酒色。フルーティな甘い香りがある。強い甘味と程々の酸味、濃い旨味のある能淳な味わい。強めのアルコールが苦めのベールを翻しながら消えていく。ごく微かに気になる臭いがあるかも。 10
弥栄鶴
亀の尾蔵舞 生
亀の尾 ・ 60%
竹野酒造
(京都府)
3,564
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色の酒色。もろみやメロンの香りが微かに香る。先ず甘味が口中に広がり、その後旨味が感じられる。後半は滑らかな余韻が広がり、すっきり切れていく。温度によってはやや飲み疲れるかも。 7
東洋美人
原点 直汲み 生
国産酒造好適米 ・ 50%
澄川酒造場
(山口県)
3,240
(1.8L)
リカーワールド21シバタ、あさい商店 ごく薄い黄金色の酒色。バナナやメロンを思わせる華やかな香りがある。たっぷりとした甘味とそれを引き締める酸味・苦みが感じられる。ジューシーでいかにもしぼりたて。 1
繁桝
中汲み 純米大吟醸 生生
山田錦 ・ 50%
高橋商店
(福岡県)
3,883
(1.8L)
久田酒店、酒正 ごく薄い黄金色の酒色。上品な洋梨のような香りがある。優しい甘さと控え目な酸味が感じられ、淡く穏やか。バランスがよく、最後に微かな苦味が感じられ静かに消える。 4
寫楽
純米吟醸 おりがらみ
五百万石 ・ 50%
宮泉銘醸
(福島県)
3,240
(1.8L)
調査中 薄濁り。メロンや洋梨のような華やかな香りが微かにある。口中に強い甘味が広がるとともに程よい酸味・旨味もあり、バランスが良い。後半、辛味が感じられ淡く切れていく。 6
賀茂金秀
純米しぼりたて生
八反錦 ・ 60%
金光酒造
(広島県)
2,700
(1.8L)
森正商店 ごく薄い黄金色の酒色。微発泡で青リンゴのニュアンスのフルーティな香りがある。甘味、酸味のバランスが良く旨味も程々で、口の中に穏やかに広がる。切れはよい。 12
琵琶のさゝ浪
純米 しぼりたて生原酒
美山錦 ・ 70%
麻原酒店
(埼玉県)
2,700
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色の酒色。微発泡で粘性がある。微かに甘い洋梨の香りがある。最初は甘味は低いがあとからせり上がり、その後、苦味が味を引き締める。中盤以降たっぷりした旨味が感じられる。 5
笑四季
Sensation3 White 特別純米 白ラベル生原酒
滋賀県産米 ・ 50%
笑四季酒造
(滋賀県)
2,211
(1.8L)
酒泉洞堀一、あさい商店 微発泡の薄濁り。微かにメロンや洋梨の香りが感じられ、優しい甘味と程よい酸味が白ブドウを思わせる。最後は苦味や渋味のベールをまとう充実した余韻が続く。 9
清泉
純米吟醸 しぼりたて
ゆきの精、五百万石 ・ 55%
久須美酒造
(新潟県)
2,983
(1.8L)
酒の中島屋、三祐 ごく薄い黄金色の酒色。微かに洋梨のような香りがある。あっさりとした甘味と落ち着いた酸味が滑らか。旨味も微かでアルコール感も淡く水のよう。微かな苦味を残しながらゆっくり引いていく。 8
菊鷹
純米 無濾過生酒 〜菊花雪〜
若水 ・ 65%
藤市酒造
(愛知県)
2,916
(1.8L)
秋貞商店、オオタケ、酒正 微発泡の薄濁り。メロンやバナナのようなフルーティな香りがある。甘味は低調でグレープフルーツを思わせる酸味が爽やか。押しもある。甘味や旨味は中盤からせり上がり、最後は苦味を伴って切れていく。 3
三千盛
純米大吟 しぼりたて
美山錦 ・ 45%
三千盛
(岐阜県)
3,240
(1.8L)
酒の中島屋、 サケハウス、 知多繁ほか ごく薄い黄金色の酒色。香りは微かで甘味は少なく、爽やかな酸味を中心に水墨画の世界見せてくれる。旨味は細くシャープで終盤苦味がせり上がり切れがよい。アルコール感や辛さが印象に残る。 11
北島
純米吟醸 無濾過生原酒
玉栄 ・ 55%
北島酒造
(滋賀県)
2,808
(1.8L)
富屋酒店 ごく薄い黄金色の酒色。微かに木のような香りがある。甘味が少なく、そのあと直ぐ辛味や苦味が襲う。味は細くやや粗いがサラサラ。辛い印象。やや気になる臭いがあるかも。 2


五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

 

(コメント)
少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
「新酒しぼりたて」お楽しみ頂けたでしょうか。酒徒は、新酒の若々しい発泡感や華やかな香りにまた新しい年の訪れを実感する。まあ新しい年といっても、BYという年ですが…
さて、先日、紀土で知られる和歌山県の平和酒造の専務さんの書いた『ものづくりの理想郷』という本を読んだ。一言で言えば、東京のベンチャー企業で働いていた蔵の跡継ぎ息子が、地元に帰り蔵の跡を継ぎ、人材育成や酒造りのシステムを杜氏の協力も得ながら見直し、現在は全国から志のある若者を集め生き甲斐・働き甲斐のある職場を作り上げたというサクセスストーリーである。
人には色々な立場、人生の時期というものがあり、一概にいえないが、著者によれば「ワークライスバランス」という言葉は、仕事を辛いものであることを前提としており、ライフを輝かせたいと思うなら、やるべきはワークを減らす努力ではなく、ワークそのものを輝かせることが必要とのこと。経営者の視点なので、社員から見ればどうなのか。最初はやり甲斐があっていても家族を持ったらどうなのか。社員同士の感情のもつれはないのか。全部が全部そうはいかないと思うが、既に豊かになった日本では、一寸貧乏でも生活は何とか成り立つことは多い。『里山資本主義』をみてもあちこちでやり甲斐のある楽しい人生が展開されているようである。
日本は100年間で人口が1/3になる、人口急減期のとば口に立っている。この人口オーラス期と呼ばれる、坂を転がり落ちるような時期にもう数年で突入するが、その中でも地方の人も都会の人も豊かで楽しい日々を送ることができること願いたい。また、地域の中心として、職場として、蔵が大きな役割を担っていくことを願いたい。
新しい年を迎え、sake nagoyaとしては、時には幅広い視野で日本酒を捉え、応援していきたい。
さて次回は「長期熟成酒」。お酒の過ごしてきた日々に想いを馳せながら楽しもう。(T)

 

今月のテーマは「新酒しぼりたて」。肴は1月らしい盛り合わせからスタートです。

菜の花の辛子味噌添え。

今日のラインナップはいかがですか。
ジャコと三つ葉のだし巻き卵。ひとり2切れです。 日本酒が繋ぐ輪が、今年も広がるといいですね。 ハマグリ鍋。これがまた旨い。
語ってますねぇ。何のお話か興味あります。 鶏のから揚げ、甘酢あんかけ。 最後は焼きそばでした。来月もよろしく!
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