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日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告

日時:2017年11月17日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:燗酒
参加者:49名

 

今回のお酒(順不同)

銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
(容量)
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
半蔵
/特別純米酒 辛口
/国産米 ・ 60%
大田酒造
(三重県)
2,592
(1.8L)
調査中 燗:ほぼ透明の酒色。香りは低い。最初は少し甘味を感じ、その後アルコール感や辛味が立ち上がる。全体に軽い味わいでバランスが良く、穏やかで優しくまろやか。最後は苦味がコクを作る。燗向き。 9
豊盃
/ん 普通酒
/国産米 ・ -%
三浦酒造
(青森県)
2,160
(1.8L)
富屋酒店 燗:ほぼ透明の酒色。白ブドウの香りやバナナの様な香りがあり華やか。しっかりした甘味があるが、やわらかでソフトでまろやか。淡くさらっとしていてアルコールの辛さが味を引き締める。燗より冷やして楽しみたい。 12
金陵
/濃醇純米
/オオセト ・ 70%
西野金陵
(香川県)
1,944
(1.8L)
調査中 燗:ごく薄い黄金色の酒色。ぶどうを思わせるフルーティな香りがある。甘味酸味のバランスが良く軽く穏やか。程よい旨味を感じさせながら最後は苦味を伴い切れていく。 8
金寶
/自然酒 燗誂
/国産米 ・ 80%
仁井田本家
(福島県)
1,944
(1.8L)
酒泉洞堀一、 知多繁、丸内酒食品 薄い黄金色の酒色。カラメルの様な甘い香りがある。何かにくるまれたようなしつこくない甘味を感じ、その後きれいだが力強い旨味が広がる。まろやかで濃くどっしりした印象。最後は旨味のハーモニーが続く。燗向き。 10
玉乃光
/酒魂 純米吟醸
/国産米 ・ 60%
玉乃光酒造
(京都府)
2,344
(1.8L)
調査中 燗:ほぼ透明の酒色。米の香りや甘い香りがある。微かな甘味と程よい爽やかな酸味の後、厚みのある旨味を感じる。柔らかいが骨格のしっかりした酒らしさが印象的。 6
越乃雪月花
/本醸造 瓶燗熟成
/国産米 ・ 55%
妙高酒造
(新潟県)
2,160
(1.8L)
調査中 燗:ほぼ透明の酒色。微かに白ぶどうの香りがある。まろやかな甘味とバランスの良い酸味で、きれいであっさりした軽めの飲み口。当たりは滑らかだが、やや辛めでスイスイいける。 4
沙利
/純米酒 燗左紫
/山田錦 ・ 65%
毛利酒造
(福井県)
2,520
(1.8L)
調査中 燗:ごく薄い黄金色の酒色。微かな熟成感があり、フルーティな香り香ばしい香りがある。先ず魅力的な甘味が口に広がり、程よい酸味、旨味が続く。中盤はアルコールのボリューム感やコクを感じさせながら最後は微かな苦味で締めくくる。 11
神亀
/手造り純米酒
/国産米 ・ 60%
神亀酒造
(埼玉県)
3,188
(1.8L)
ごとう屋、 酒屋はやし、 知多繁ほか 燗:黄金色の酒色。いぶりがっこやカラメルを思わせる香りがある。最初は軽いが、酸を感じた後太い旨味さらに甘味を感じる。終盤は旨味と甘味が口の中に続く。燗向き。 7
蓬莱泉
/人生感意氣
/国産米 ・ 55%
関谷醸造
(愛知県)
2,376
(1.8L)
秋貞酒店、 オオタケ、 酒泉洞堀一ほか 燗:ほぼ透明の酒色。バナナの様な甘い香りがある。甘味の後辛味を感じる。まろやかでやさしく、軽やかでエレガント。最後は甘い余韻を残しながら消えていく。 5
いづみ橋
/恵 海老名耕地
/山田錦 ・ 80%
泉橋酒造
(神奈川県)
2,808
(1.8L)
中島屋、森正商店、オオタケ 薄い黄金色の酒色。洋なしの様な香りがある。先ず上品で控えめな甘みを感じ、次にうまい酸が続く。軽い印象で旨みが全体をまとめながら進む。最後は苦みで引き締めあっけなく終わる。 7
司牡丹
/生酛純米 かまわぬ H27BY
/山田錦 ・ 65%
司牡丹酒造
(高知県)
3,434
(1.8L)
調査中 燗:ごく薄い黄金色の酒色。最初は軽く穏やかな甘味とさっぱりした酸味で淡くあっさりしている。スイスイ飲めるタイプで最後は微かな苦味が僅かにコクを感じさせ素早く引いていく。 2
北島
/生酛玉栄 ひやおろし
/玉栄 ・ 65%
北島酒造
(滋賀県)
2,808
(1.8L))
富屋酒店、オオタケ 燗:薄い黄金色の酒色。接着剤の様な香り、少し酸っぱい香りがある。甘味や旨味は少なく酸味が目立つ。アルコール感が強く辛くてドライ。最後は素早く引いていく。 1

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

燗酒はお楽しみいただけたでしょうか。ところで皆さんは忙しい中、燗酒を楽しまれているのでしょうか。私の場合は会社から帰宅すると、先ず冷や(常温)のお酒を盃に注いで、これをヤリながら急いで(?)ご飯の準備に取り掛かります。そんな慌ただしい毎日ですが、流石にここのところの寒い日は燗酒。ただしby電子レンジ。たまには丁寧な燗が付いたお銚子のお酒でNHKの『あてなよる』のような一夜を…などと思ってはいるのですが。夢を見ている内に三の丸界隈の紅葉したケヤキの葉もどんどん少なくなり12月は目の前になってしまいました。
次回のテーマは恒例の大吟醸のお酒です。いいことのあった人もなかった人も今年最後の定例会です。大いに楽しみましょう。(T)

 


今月のテーマは「燗酒」。肴は枝豆からスタートです。


急に気温が下がり、燗がうまい季節になりました。


デキャンタで温めます。


千葉の鰆のたたきです。


ロース味噌カツです。


お漬物。ほっと一息


えいひれ。しっとり美味いです。


人数が集まると多くの種類が楽しめますね。


牡蠣の炊き込みご飯と豚汁。来月もよろしく!

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