京料理と熱燗を充分楽しんだ後は、次の目的地月桂冠の大倉記念館に向かう。
伏見の街を歩いていると、格子窓のある家が普通に現役で使われている。

歴史を感じさせる街並みである。

一方、新しい建物も白壁づくりの洒落た外観である。
酒屋さんか料理店かと思ったところ、歯科医院だった。
歩いていると、人がペットボトルに水を汲んでいた。

見ると、白菊水の看板が出ており、この水は山本本家(銘柄神聖)の仕込み水と書かれている。

名水100選の御香宮神社の水脈と同じだそうだ。
蔵の中の閉じられた空間ではなく、道路沿いにあり、いつでも汲むことができるのは利用する人にとっては有り難い。

その先は白壁の建物があり蔵かと思うと、そうではなく鳥せい本店の看板。

神聖の直営店のようだ。
伏見の蔵は、飲みどころを直接経営する蔵が多いのだろうか。

その先で、山本本家の蔵開きが行われていた。


時間がないので、蔵開きの中には入れないが、構内を覗いてみると大きなタンクが並んでいる。
保管用のタンクだろう。

その先に進むと、右側に長い板塀と白壁の建物が続いている。