早瀬漁港前の「寺川商店」(dancyu2001.3にて紹介されています)でお土産用の魚を選んでいます。店のお兄さん曰く「ここの『へしこ』は三宅(彦右衛門酒造)の酒に良く合うよ。三宅の酒も入ってるからねぇ。」
雪のちらつく中、ノーマルタイヤで北陸へという荒旅でしたが、チェーンをはめながら、なんとかたどり着くことができました。
私たちのお相手をしてくださった、三宅範彦さんの印象を一言で表すなら、素朴で飾らないまっすぐな若者といったところでしょうか。この印象は、そのままお酒に表現されているといっても良いでしょう。
魚好きの私にとっては、漁師町の酒ということで、もともと好きなタイプのお酒であったのですが、蔵のまわりの風景や蔵の人たちと接することによって、「早瀬浦」がますます好きになりました。
途中、dancyu2001.3に紹介されていた「寺川商店」「一休」にも立ち寄り、地物の食材に大いに触れ合うことができました。数々の地物の料理を食べながら「早瀬浦」を飲ませていただきましたが、抜群の相性でした。なかでも旬を迎えた鰆(さわら)の刺身は最高でした。
お土産用に鰈(かれい)の干物や鰆など大量に購入し、大満足の酒蔵見学ツアーとなりましたが、心残りは「へしこ」を買い漏らしたことでした。(あまりに悔しかったので、後日、あらためて買いに走りました。)
最後になりますが、大変お忙しい中、見学をお引き受けくださった三宅彦右衛門酒造の皆様、そして蔵見学の橋渡しをしてくださった酒販店のサケハウス様には、この場をおかりして厚くお礼申し上げます。