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日本酒の会 sake nagoya 「定例会」の報告

日時:2019年10月18日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:「ひやおろし」
参加者:52名

 

今回のお酒(順不同)
銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
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銘柄取扱店舗
参加者のコメント
蓬莱泉
オーダーメイド酒 無濾過生原酒
夢山水/一般米 ・ 55%
関谷醸造
(愛知県)
非売品
(1.8L)
-
ごく薄い黄金色の酒色。甘いブドウの香りが上品。優しい甘味の後 柔らかな酸味を感じる。まろやかでクリアな飲み口。最後は苦味を感じさせながらスッキリまとまる。 13
和和和
純米吟醸 美山錦 ひやおろし
長野県産美山錦 ・ 55%
古屋酒造店
(長野県)
3,024
(1.8L)
調査中
ごく薄い黄金色の酒色。ブドウの様な甘い香りがある。さっぱりした甘味と辛味、抑え気味の酸味のバランスがよい。中盤から微かな苦味、旨味が続く。濃淳な一本。 4
峰乃白梅
純米吟醸 ひやおろし
国産米 ・ 55%
福井酒造
(新潟県)
3,132
(1.8L)
調査中
ごく薄い黄金色の酒色。ブドウの様な甘い香りがある。さっぱりした甘味と辛味、抑え気味の酸味のバランスがよい。中盤から微かな苦味、旨味が続く。濃淳な一本。 2
山川光男
2019 あき
岡山県赤磐市産雄町 ・ 65%
水戸部酒造K
(山形県)
3,672
(1.8L)
酒泉洞堀一 ごく薄い黄金色の酒色。微かに木のような香りがある。甘味は低く、きれいな酸味を感じる。旨味はクリア。まろやかで軽快、透明感を感じる。燗酒、酒中酒向きかも。 10
加茂錦
荷札酒 紅桔梗 槽場汲み純米大吟醸 無濾過生原酒 秋あがり
秋田酒こまち80%、国産米 ・50%
加茂錦酒造
(新潟県)
3,218
(1.8L)
酒泉洞堀一 発泡感がある。リンゴ、ブドウ、バナナの香りがある。強い甘味がありジュースのような印象。中盤からはほろ苦さを感じる。甘味の余韻が続く。 9
蓬莱泉
夢筺 特別純米酒 ひやおろし
夢山水/チヨニシキ ・ 55%
関谷醸造
(愛知県)
-
(1.8L)
森正商店、 酒のきまた、 シバタほか ほぼ透明の酒色。華やかなフルーティな香りと微かな熟成香がある。すっきりした甘味と柔らかい酸味がありバランスが良い。甘味、旨味は素早く引いていき、後半は辛味や苦味で引き締める。穏やかで優しいがさっぱりした飲み口。 6
蓬莱泉
オーダーメイド酒 濾過火入れ原酒
夢山水/一般米 ・ 55%
関谷醸造
(愛知県)
非売品
(1.8L)
- ほぼ透明の酒色。ブドウや接着剤の様な香りがある。豊かな甘味とバランスの良い酸味がある。中盤からアルコール感や辛味・渋味などが登場ししっかりしたコクを感じる。まろやかでスッキリした飲み口。 8
秀鳳
純米吟醸 八反
八反 ・ 50%
秀鳳酒造場
(山形県)
3,132
(1.8L)
酒泉洞堀一 僅かに発泡感がある。麹の香りがある。しっかりした甘味のあと、程よく酸味を感じる。後半は甘味からキリっとした苦味に移り ややドライな印象。さっぱりした飲み口。

5

彦市
地元一貫造り 純米 彦市 秋あがり
茨城県大洗産チヨニシキ ・ 65%
月の井酒造店
(茨城県)
2,700
(1.8L)
ごとう屋 ごく薄い黄金色の酒色。微かに熟成香がある。軽い入口から僅かな苦味を伴う旨味が口中に広がる。中盤しっかりしたコクを感じさせながら終盤はキリっとしてスッキリまとまる。飲み飽きないタイプ。 3
水芭蕉
秋酒 純米吟醸 ひやおろし
兵庫県三木市三木別所産山田錦 ・ 60%
永井酒造
(群馬県)
3,024
(1.8L)
酒主人、地酒処くりもと、酒専門店グランツ ごく薄い黄金色の酒色。フルーティな香りがある。優しい甘味と程よい酸味が配されバランスが良い。淡白な味わいのでスッとした辛味があり、最後は程よい苦味・渋味で切れていく。水のように淡い飲み口。 7
志太泉
普通酒原酒 ひやおろし ふねしぼり
国産米 ・ -%
志太泉酒造
(静岡県)
2,268
(1.8L)
秋貞商店、 庄兼 ごく薄い黄金色の酒色。粘性がある。微かにフルーティな香りと熟成香がある。シロップの様な甘味と強いアルコール感、はっきりした苦味がストレートに感じられる。濃い味の料理に合いそう。 12
長龍
純米吟醸 ひやおろし
国産米 ・ 60%
長龍酒造
(奈良県)
2,484
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色の酒色。微かにメロンやリンゴの香りがある。僅かに酸味が感じられ、旨味はしっかりしているが、辛くキリっとした印象。スッキリとしてキレよく 飲みやすい。 1
越の白鳥
特別純米酒21号 ひやおろし
五百万石 ・ 60%
新潟第一酒造
(新潟県)
3,086
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色の酒色。接着剤の香りがある。少し熟成感を感じる。パンチはあるがケミカルな印象。後半は口全体に薄く苦味や渋味を感じる。燗酒向きかも。 11

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)
いつの間にかすっかり秋になり、三の丸界隈のケヤキはそろそろ落ち葉の季節となりました。
先ずは今年続いた台風や大雨の被害にあわれた方にお見舞いを申し上げたいと思います。
さて、皆さんは吐器、ワインの会ならスピトーンという道具をご存知でしょうか。日本酒の試飲会だと時々アルミの灰皿のような形状の、酔っぱらってしまわないようにお酒を吐き出すあの道具です。お酒の弱い私は蔵元さんのいる試飲会では使用することが憚られるので、見えないところまで行ってそっと使わせてもらっています。お酒は お猪口一杯50cc、10杯で500cc。つまりは3合弱。私にとっては結構な量で冷やで一度にいただけば後が大変です。
先日、にいがた酒の陣に関する報道がありました。日本酒党の方はご存知とは思いますが、毎年3月に新潟は朱鷺メッセで2日間にわたって開催される日本酒イベントで新潟県内90蔵元の500種のお酒が試飲でき、参加者は14万人以上に上るとのことです。このイベントは今まで試飲し放題というか飲み放題で救急車もちょこちょこ出動していたようですが、次回から前売り2000円、当日2500円のチケット制になるとのことでした。
丁度2週間ほど前に名古屋三越で新潟の酒87種が試飲できるというので出動。5種千円のチケットを結局2冊購入し試飲しました。会場には吐器があったのですが、ケチな話ですが、貴重な10種ということでついつい飲んでしまいました。
チケットを購入しても 1/3ぐらい入れてくださいとか、捨てるとか種類飲みを優先する方法はいくらでもあるのですが、そうはいかないのが悲しいところです。
にいがた酒の陣が参加者の安全や落ち着いて飲めるようにという配慮からチケット制を導入することは仕方ないこととです。しかし、有名でない蔵や例えばブランデーの樽で熟成したお酒のように新しいチャレンジをしたお酒には限られたチケットの数ですから なかなか手が伸びないようになるのでは…と少し心配です。
閑話休題、次回のテーマは「燗酒」とのこと。毎年秋が短くなっているように感じますので、次回定例会の頃にはきっといい感じでしょう。ご期待下さい。

(T)



今月のテーマは「ひやおろし」。肴は枝豆からスタートです。


今日は13本。ワクワクです。


牛肉とマイタケの鍋。


伊勢エビのむしりです!


カキフライの卵とじです。これがまた、旨い。


銀杏。秋ですね。


お漬物。


呑み比べを楽しんでます。お気に入りは見つかりましたか?


〆は、鍋の出汁で雑炊です。来月もよろしく!

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