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日本酒の会 sake nagoya 「定例会」の報告

日時:2020年9月18日(金)
場所:第1会場 旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
   第2会場 地酒地焼酎 かない(名古屋市東区東桜一丁目2-25野々山ビル1F北側)
テーマ:「滋賀県のお酒」
参加者:第1会場 36名+4蔵、第2会場 20名+3蔵 計56名+7蔵

 

今回のお酒(順不同)
銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
春乃峰
純米吟醸酒 玉栄55 生酒
甲賀市産玉栄 ・ 55%
田中酒造
(滋賀県)
-
(1.8L)
調査中
やや粘性があり、リンゴやライチの華やかな香りがある。穏やかで柔らかく上品な甘味があり酸味も滑らか。まとまりがありスッキリした飲み口。中盤からは旨味に加え快い苦味が続く。穏やかにキレていくが、やや押しが不足かも。 7
浪乃音
純米大吟醸 渡船 生酒
渡船 ・ 50%
浪乃音酒造
(滋賀県)
-
(1.8L)
オオタケ、 あさい商店、酒のきまた
微かに色づく。フルーティな香りがある。柔らかな甘味が口に優しく、それを酸味、辛味が絶妙なバランスで支える。瑞々しくそして濃淳。後半は仄かな苦味がせり上がり意外にさっぱり、スッキリと引いていく。濃さとさっぱりが両立する一本。 1
笑四季
レトロラベル 純米
滋賀県産渡船2号 ・ 50%
笑四季酒造
(滋賀県)
-
(1.8L)
酒泉洞堀一、あさい商店
微かに色づく。甘い黒ブドウやリンゴの香りがある。ソフトで口当たりのよい甘味に若干強めの酸味が寄り添う。淡く穏やかだが、中盤以降にはキレ感や苦味が現れ、しっかりしたアルコール感も感じられる。 3
松の司
純米大吟醸 竜王山田錦 弓削
弓削産山田錦 ・ 50%
松瀬酒造
(滋賀県)
-
(1.8L)
調査中 ほぼ透明の酒色。バナナやブドウの香りがある。サラサラした優しい甘味があり、穏やかできれい。甘い果物を食べたような印象で、味に奥行を感じる。甘味の余韻が長く続く。 6
三連星
純米大吟醸 生詰原酒
滋賀渡船6号 ・ 50%
美冨久酒造
(滋賀県)
-
(1.8L)
オオタケ、 吉田屋 微かに発泡感があり、リンゴの爽やかな香りがある。優しく上品な甘味と程よい酸味がある。終盤はアルコールのボリューム感でグッと押しながらキレていき、重くならない。甘いだけではない一本。 2
忍者
純米吟醸 忍者 NEO 無濾過生原酒
甲賀産五百万石 ・ 60%
瀬古酒造
(滋賀県)
-
(1.8L)
調査中 微かに色づく。甘酸っぱい香りがある。きれいな甘味とジューシーでしっかりした酸味を感じる。中盤は辛味もあり、旨味も感じられる。最後はさっぱりした甘味の余韻の中に、苦味が現れる。 4
北島
玉栄 中取り純米吟醸 直汲み 無濾過生
近江産契約栽培玉栄 ・ 55%
北島酒造
(滋賀県)
-
(1.8L)
富屋酒店、 オオタケ、 酒正 微かに発泡感がある。香りは穏やかでシャープな酸味を中心として甘味、旨味が重なり華やか。すっきりした中、中盤からはピリッとした辛味や苦味が味を引き締め、意外とドライな印象。よく冷やして楽しみたい。 5

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)


滋賀のお酒お楽しみいただけたでしょうか。先ずは新型コロナ禍の中、遠路ご出席いただいた7名の蔵元の皆様に感謝申し上げます。また毎回素晴らしいお酒をご提供いただいていることに重ねてお礼申し上げます。
さて、新型コロナは経済活動に大きな影響を与えているとのこと。先日、京都・伏見のお酒18種類が飲める伏水酒蔵小路に行ったらガラガラ。改めて大きな影響を認識しました。
また、9月10日に8月の自死者の数が公表され、愛知県では昨年同月63%の増を記録。人の心にも大きな影響を与えています。人の事情はそれぞれですが、酒徒としては

験(しるし)なき ものを思わず 一杯の濁れる酒を 飲むべくあるらし

by大伴旅人である。そうは言われても考えてしまうのは人間の性(さが)、という方にはもう一首。

生ける者 遂にも死ぬるものなれば この世にある間は楽しくあらな

なお、古代には知られていなかったことが薬物としてのアルコールの影響である。この22日に逮捕された人のようになったり、久里浜送りになってからでは遅いのである。アルコール中毒になる前の自制も大切である。飲んだ勢いで余計なことを書いてしまったが、お許しいただきたい。
さて、閑話休題、次回は「気になるお酒」。新しい出会いをお楽しみに。(T)


 

採点の後、追加のお酒


今月のテーマは「滋賀県のお酒」。まずは第1会場。参加蔵元は、浪乃音酒造の中井さんです。


美富久酒造の藤居さんです。


笑四季酒造の竹島さんです。


瀬古酒造の上野さんです。


かのうさんの肴は安定の枝豆からスタートです。


サバの塩焼きです。脂がのって美味いですね


ロース味噌カツです。


酢豚です。優しい味わい。


〆の蛸飯です。

ここからは、第2会場


参加蔵元は、北島酒造の北島さんです。


今回初参加、松瀬酒造の石田さんです。


田中酒造の田中さんです。今回は7蔵も来てくれました!


かないの肴。前菜盛り合わせからスタート。


たっぷりきのこの和風ま~ぼ~豆腐です。


秋野菜のアヒージョです。


手羽先味噌漬燻製とたくあんくんせいです。


秋刀魚山椒煮です。


〆の鶏飯です。来月もよろしく!

最後は恒例の記念写真

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