日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告
日時:2020年10月16日(金)
                    場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
                    テーマ:気になるお酒
                    参加者:38名
今回のお酒(順不同)
| 銘柄 / 種別 / 使用米・精米歩合 | 製造 (産地) | 購入 価格 (容量) | 把握する 銘柄取扱店舗 | 参加者のコメント | 酒 № | 
| 〆張鶴 /純米吟醸 生原酒 /山田錦 ・ 50% | 宮尾酒蔵 (新潟県) | 3,993 (1.8L) | 吉田屋、中島屋 | ほぼ透明の酒色。微かに発泡感がある。華やかなリンゴやパインを思わせる香りがある。ふんわりとした甘味とじんわりとした旨味がある。酸味は穏やかで濃厚ながらスッキリと飲める。程よい辛味や苦味がコクを感じさせるエレガントな印象。 | 1 | 
| 栄光富士 /純米大吟醸 無濾過生原酒 GMF:24 /山形県産出羽燦々 ・ 24% | 富士酒造 (山形県) | 5,500 (1.8L) | 調査中 | 透明の酒色。微発泡でフルーティな香りがある。強い甘味と弱めの酸味があり、デザートのよう。フレッシュで瑞々しいが終盤強い甘味を感じる。十分冷やして楽しみたい。 | 10 | 
| 鳳凰美田 /純米吟醸酒 無濾過本生 /山田錦/五百万石 ・ 55% | 小林酒造 (栃木県) | 3,146 (1.8L) | オオタケ、 吉田屋 | ごく薄い酒色。洋梨やブドウの強い香りを感じる。甘味が強く僅かに酸味も感じる甘くジューシーな一本。十分冷やして飲みたい。 | 6 | 
| 笑四季 /Sensation Black 生酒 /滋賀県産米 ・ 50% | 笑四季酒造 (滋賀県) | 2,530 (1.8L) | 酒泉洞堀一、あさい商店 | ごく薄い酒色。華やかなバナナを思わせる香りがある。先ず、しっかりした甘味と僅かな酸味を感じる。中盤からは強い苦味が現れる。長く口中に甘い余韻が続く。やや飲み疲れるかも。 | 9 | 
| 勝山 /縁 特別純米 限定本生酒 /ひとめぼれ ・ 55% | 勝山酒造 (宮城県) | 3,300 (1.8L) | あさい商店 | ほぼ透明の酒色。バナナや接着剤の香りがある。さらりとした甘味で比較的酸味とのバランスが良い。今回のアイテムの中ではさっぱりした飲み口。 | 8 | 
| 日高見 /純米大吟醸 生酒しぼりたて /国産米 ・ 50% | 平孝酒造 (宮城県) | 3,850 (1.8L) | サケハウス、 富屋酒店、 あさい商店 | ほぼ透明の酒色。バナナの香りがある。甘味が強いが意外に酸味もしっかりして比較的バランスが良い。後半、キレよく引いていくが苦味や渋味が口に残る。 | 7 | 
| 旭興 /純米大吟醸 愛山 /愛山 ・ 40% | 渡邉酒造 (栃木県) | 5,500 (1.8L) | 富屋酒店 | ごく薄い酒色。微かに洋梨のような甘い香りを感じる。甘味もアルコール感も強くやや透明感を感じる。エキス分が少ないせいか味のコントラストが弱く、最後に強めの苦味が浮き出す。 | 2 | 
| 蓬莱泉 /純米大吟醸 /山田錦 ・ 40% | 関谷醸造 (愛知県) | 8,360 (1.8L) | 森正商店、 酒のきまた、シバタほか | 透明の酒色。フルーティな香りがある。アタックは弱いがしっかりした甘味があり、その後辛味や渋味が立ち上がってくる。穏やかで落ち着いた品の良い一本。ややインパクトに欠けるかも。 | 3 | 
| 笑四季 /Sensation White 生酒 /滋賀県産米 ・ 50% | 笑四季酒造 (滋賀県) | 2,530 (1.8L) | 酒泉洞堀一、あさい商店 | ごく薄い酒色。パインやバナナの甘い香り、微かにミルキーな香りがある。濃厚な甘味と微かな酸味を感じる。旨味もしっかりして余韻が長い。やや飲み疲れるかも。 | 5 | 
| 三諸杉 /純米吟醸 山田錦 無濾過生酒 /山田錦 ・ 60% | 今西酒造 (奈良県) | 3,300 (1.8L) | オオタケ、 酒泉洞堀一 | ごく薄い酒色。バナナ、メロン、接着剤の香りがある。砂糖のようなしっかりした甘味と爽やかな酸味を感じ、その後じんわりとしっかりした旨味・強めの苦味・渋味が続く。濃淳で複雑な印象。 | 4 | 
五味
                    
特徴
                    
(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください
(コメント)
「気になるお酒」十分お楽しみいただけたでしょうか。最初に季節的に早く出したかったお酒と説明があったとおり、ジューシー、フレッシュなお酒が多くよく冷やして飲みたいものが多かったようでした。
                    さて、10月も下旬となり秋本番。道を歩いているとキンモクセイの香る季節となりました。この1年間でZoomやらリモートやら在宅勤務やら私たちの日々の生活は一変してしまいましたが、季節が巡ってくることだけが変わらないこと。秋の夜長をじっくりお楽しみください。
                    次回は気になるハイグレードなお酒。チョットいいやつがでてくるとのこと。お楽しみに。(T)


                    今月のテーマは「気になるお酒」。肴は茄子の煮びたしからスタート。

                    胡瓜の辛子漬けです。

                    秋刀魚の塩焼き。絶品です。

                    味噌おでんです。

                    豆腐の揚げ出し、甘酢あんかけです。

                    〆の炊き込みご飯です。来月もよろしく!
〔戻る〕