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日本酒の会 sake nagoya 「定例会」の報告

日時:2023年10月20日(金)
場所:割烹 みどり(名古屋市中区栄三丁目)
テーマ:ひやおろし
参加者:21名

 

今回のお酒(順不同)
銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
田酒
特別純米酒
国産米 ・ 55%
西田酒造
(青森県)
3,442
(1.8L)
調査中
ごく薄い黄緑色の酒色。微かに炭酸感がある。リンゴを思わせるフルーティな香りがある。甘味、バランスのよい酸味、たっぷりした旨味があり、密度感のあるくっきりした味わい。最後はしっかりした辛味でキレよく終わる。 1
赤武
琥珀 純米吟醸
国産米 ・ 50%
赤武酒造
(岩手県)
3,960
(1.8L)
吉田屋、 酒泉洞堀一、 荒川酒店
ごく薄い緑色の酒色。ブドウやリンゴの香りがある。甘味を中心としながら酸味とのバランスも良くあっさりとしてジュースのように楽しめる。白ワインを思わせる飲み口。 5
瀧自慢
純米酒 神の穂 秋あがり
三重県産神の穂 ・ 60%
瀧自慢酒造
(三重県)
2,750
(1.8L)
リカーワールド21シバタ、森正商店、富屋酒店
ごく薄い黄緑色の酒色。粘性がある。少し酸味が勝りまろやかながら辛く、スッキリした味わい。ひっかかりを感じるという声もある。少し温めて楽しみたい。 3
正雪
純米吟醸 別撰 PREMIUM
山田錦 ・ 50%
神沢川酒造場
(静岡県)
3,740
(1.8L)
リカーワールド21シバタ、あさい商店、森正商店
ほぼ透明な酒色。フルーティな香りがある。綿菓子のような甘味があり、バランスよくまとまりが良い。淡く穏やかで最後は苦味を伴いきれいに消えていく。 4
黒龍
秋あがり
国産山田錦 ・ 55%
黒龍酒造
(福井県)
3,960
(1.8L)
森正商店、 リカーワールド21シバタ、 知多繁 ほか
ごく薄い黄緑色の酒色。バナナを思わせる香りがある。やや酸味がしっかりして瑞々しくジューシーで優しく穏やかながらスッキリした味わい。じんわりとした旨味の中、辛味と苦味でシャープさを感じさせながら終了する。 2

純米吟醸
富山県産五百万石 ・ 55%
林酒造場
(富山県)
3,300
(1.8L)
調査中 ごく薄い緑色の酒色。わずかに熟成感を感じる。甘味は低くわずかながら酸味中心の味わい。全体的に軽めで旨味も強すぎずどんどんいける。中盤からは苦味や渋味を感じさせ、程よい感じでフィニッシュ。 6
七本鎗
特別純米 ひやおろし
滋賀県産減農薬栽培玉栄 ・ 60%
冨田酒造
(滋賀県)
3,300
(1.8L)
中島屋、 森正商店、 オオタケ ごく薄い緑色の酒色。麹の香り、香辛料の香りがある。甘味は少なくきりっとしていて辛い。バランスはよいが若いためかざらつきを感じる。パワフルで辛い鍋にピッタリ。食中酒向き。 7

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

「ひやおろし」お楽しみいただけたでしょうか。
ひやおろしというと生酒の名残を残しているのか、トロミや強めの旨味が印象的です。今回皆さんからいただいたコメントの中にも、旨味に触れたものやトロリとしているという意見が多くあり、秋のお酒を十分堪能されたことと思います。
今年の秋は駆け足で暑い暑いと言っているうちに一気に秋が深まってきました。通勤途上のケヤキやハナノキが一気に紅葉を始める頃、金木犀が香り始め、駆け足の秋に合わせて金木犀の花の季節も短く、艶やかで少しオレンジのような咲き始めの香りがグレーがかった香りに変わっていくのを感じました。
この週末にはまだこの前掛けた気がする萩と虫の掛け軸を侘びたものに掛け替え、温めたお酒を頂くことにしましょうか。
閑話休題、次回の定例会のテーマは「日頃なかなか飲めない酒」。どんなお酒が登場するかご期待下さい。(T)



今日はお鍋。まずは野菜。


しゃぶしゃぶする豚肉と鶏肉。


天ぷら。


最後は雑炊にしました。

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