日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告
日時:2026年5月16日(土)
場所:和彩盆 大彦(だいひこ)(名古屋市中村区名駅五丁目)
テーマ:同じコメのお酒
参加者:18名
今回のお酒(順不同)
| 銘柄 / 種別 / 使用米・精米歩合 |
製造 (産地) |
購入 価格 (容量) |
把握する 銘柄取扱店舗 |
参加者のコメント | 酒 № |
| 光栄菊 /Hello!KOUEIGIKU 無濾過生原酒 /雄町 ・ - |
光栄菊酒造 (佐賀県) |
4,950 (1.8L) |
オオタケ、知多繁、酒のきまた | 微発泡。ブドウを思わせるフルーティな香りがある。きれいな強い甘味、程よい酸味、炭酸感の辛味がある。最後は甘い余韻が続く。よく冷やして楽しみたい。甘すぎるという意見も。 | 2 |
| わかむすめ /牡丹 純米吟醸 うすにごり生酒 /雄町 ・ 60% |
新谷酒造 (山口県) |
4,180 (1.8L) |
七里酒店、酒のひろせ | 薄濁り。微発泡。微かにフルーティな香りがある。ふくよかな甘味と優しい酸味のバランスが絶妙。炭酸の辛味もあり密度感とキレ感を両立し、スッキリ楽しめる。魚に合いそう、白ワインのようという意見も。 | 8 |
| 花陽浴 /THE MATCH 純米吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ /山田錦、雄町 ・ 55% |
南陽醸造 (埼玉県) |
4,840 (1.8L) |
酒泉洞堀一、荒川商店 | 滓がらみ。微発泡。フルーティな香りがある。甘味、炭酸感、辛味、控えめな酸味があり、濃厚な印象。最後は甘味や辛味の余韻が続く。甘い果実を思わせる。 | 1 |
| 横山五十 /純米大吟醸 赤磐雄町 /赤磐雄町80%、山田錦20% ・ 50% |
重家酒造 (長崎県) |
3,997 (1.8L) |
知多繁、久田酒店、森正商店 ほか | 薄く濁る。粘性がある。上質な強い甘味と落ち着いた酸味がある。甘いが意外とさらっと楽しめる。最後は甘い余韻が続く。甘すぎるという意見も。 | 5 |
| 鍋島 /純米吟醸 /赤磐雄町 ・ 50% |
富久千代酒造 (佐賀県) |
4,580 (1.8L) |
酒泉洞堀一 | ごく薄い黄緑色の酒色。微発泡。グレープフルーツの香りがある。炭酸感もあり辛味が強く、アルコール感、苦味もしっかりしてキレている印象。最後は苦味が口中に残る。飲み飽きない、食中酒向き、旨味が少し寂しいという意見も。 | 7 |
| 寫楽 /純米吟醸 生詰 /岡山県産赤磐地区雄町 ・ 50% |
宮泉銘醸 (福島県) |
5,341 (1.8L) |
吉田屋 | ごく薄い黄緑色の酒色。ブドウ、メロン、ミルキーな香りがある。甘めなお酒だが、ボリューミーではなくすっきりした印象。最後ははっきりした苦味を残し、さらりと消えていく。 | 6 |
| 貴 /純米吟醸 雄町 生酒 /岡山県産雄町 ・ 50% |
永山本家酒造場 (山口県) |
4,840 (1.8L) |
酒泉洞堀一 | ごく薄い黄緑色の酒色。微かに接着剤の香りがある。甘味は穏やかで酸味は爽やか。キレ感もあり、さっぱり、すっきりした印象。やや水っぽいという意見も。 | 3 |
| 旦 /山廃純米吟醸 備前雄町 /備前雄町 ・ 55% |
笹一酒造 (山梨県) |
4,800 (1.8L) |
秋貞商店、酒正、酒のひろせ ほか | ごく薄い黄緑色の酒色。パインや木の香りがある。まろやかな口当たりだが、酸味や辛味が前面にあり、甘味は穏やか。香りの甘い印象と異なり、飲むとすっきりドライ。スモーキーという意見も。 | 4 |


(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください
(コメント)
「同じコメのお酒」お楽しみいただけたでしょうか。
会の最初に全アイテムとも酒米は同じと話があり、集計発表の際に雄町(一部麹米が山田錦)を使っていると種明かしがありました。皆様、あたりましたか?発表後は雄町の特色を思い浮かべながら試飲されたことと思います。雄町は世に「オマチスト」という言葉があるぐらい有名な酒米です。さてどんな印象だったでしょうか。
手元の副島顕子著『酒米ハンドブック改訂版』では、雄町について「味に幅のある個性的な酒質」と記述があります。今回のアイテムでは、生、一火、二火と火入れに違いがあり、また雄町を使ったお酒として典型的でないものもあったでしょうが、概ねそんな方向だったと思います。
酒米の特色を調べてみると、粒の大きさ、心白の形状・大きさなどが記述の中心で味や香りに関する情報は少ないように思います。私は様々な媒体で味の特色など不足している情報を見つけると、こまめに前述の本に書き込んでいます。でも手っ取り早く特色を知るには、やはり信頼できる酒販店さんに尋ねてみることでしょうか。私も昔、近くの酒販店さんに雄町の特色を教えていただいたことがありましたが、きっと公式には書きにくいことをわかりやすい言葉で教えてもらえることと思います。
ここのところ急速に暑くなり、街中に香っていた金柑の柑橘系の香りもどこかに行ってしまいました。お酒は四季の食材を季節の移ろいを愛でながら楽しむもの。次回定例会は6月20日(土)和彩盆大彦。そんなころには多分随分暑くなっていることと思います。どんなお酒が登場するかお楽しみに。(T)


美味しいものイロイロ

お刺身3種

エビフライなど
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