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日本酒の会 sake nagoya 「酒蔵見学」合宿(京都・伏見)の報告

とき:2012年3月24(土)~25(日)
酒蔵:齊藤酒造(京都市伏見区横大路三栖山城屋敷町105)を中心に
ウェスティン都ホテル京都 『地酒フェスタ~京の地酒とうまいもん~』

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今年の日本酒の会sake Nagoyaの酒蔵見学合宿は、今までと違った。
昨年までは地方に出かけ地酒の名酒の蔵を訪ねてきたが、今回は都に上ることになった。
1日目3月24日(土)は、伏見の第6回日本酒まつりに参加し、齊藤酒造の蔵見学を中心として伏見の蔵を訪ねる。
2日目3月25日(日)は、京は東山、ウェスティン都ホテル京都で開かれる「地酒フェスタ 京の地酒とうまいもん」に参加し、都の酒蔵23蔵の名酒を飲みつくす。

振り返ってみると、気力・体力を問われるタフだが手応えのある合宿であった。

<1日目>

参加者は、8:15に名古屋駅新幹線ホームに集合、京都に向かった。

新幹線ホーム

朝早いこともあるが、思ったよりホームの乗客は少なかった。
参加者が全員揃ったので、予定していた8:32発のぞみ305号より前の列車に乗ることにした。
自由席なので変更は自由だ。

のぞみ305号

自由席なので、適宜空いている所に別れて座った。
例年であれば、ボックスを占領して、各自持参の酒を並べて宴会が始まるところなのだが、今年はそれができない。
何か物足りない思いだが、40分の行程である。落ち着いて宴を張る時間はない。

 

京都に着き、近鉄に乗り換え伏見に向かう。
桃山御陵前駅で下車、伏見の酒蔵は歩いて行くことが出来る距離だ。

駅を出て最初の目的地である齊藤酒造に向かう。
駅を出て踏切を渡ると、大きなアーケード商店街があった。
名前は大手筋、由緒を感じさせる名前である。

岡本太郎がデザインしたような雰囲気の芸術的ゲートだ。
伏見は歴史の街だが、ゲートはモダン、都は常に古くそして新しい。

大手筋

シャッターが閉まっているがシャッター商店街ではなく、まだ開店時間前なのだ。
朝まだ早いので、人通は少ない。

開店時間前

歩いているとお堅い銀行のディスプレイにミニチュア化粧樽が展示されている。
流石、酒処伏見である。

ミニチュア化粧樽

アーケードを出ると、庶民的な八百屋さん風の青果店がある。
お客も多く、スーパーマーケットではなく顔の見える店が今も頑張っている。

八百屋さん風の青果店

通りの反対側には、お寺がある。

お寺

 

伏見では、「第6回日本酒まつり」が開催されている。

第6回日本酒まつり

 

御香宮神社では季節限定新酒きき酒会、別の会場伏見夢百衆では、伏見の蔵元自慢の銘酒きき酒会が開催されている。
伏見には、大手の月桂冠・黄桜を筆頭に24の酒蔵があるが、まつりに並行して6つの蔵元が独自のイベントを開催している。

向かっている齊藤酒造もそのひとつである。

道路の右側に立派な塀と大きな木のあるお屋敷が見えた。

松本酒造

新興宗教の本部かお寺かと思ったら、松本酒造であった。
広い敷地に建てられた伝統的な建物を持った蔵で、立派なものだ。

先に進むと道路左に、酒蔵が目に入った。富翁の北川本家である。
イベントを開催している蔵だが、まだ始まっていない。

 

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